仕事で「一皮むける」 関経連「一皮むけた経験」に学ぶ (光文社新書)

  • 光文社 (2002年11月15日発売)
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経営幹部の一皮むけた経験を集めたもの。
「プロジェクトで一皮むける」が自分としてはイメージしやすかった。
・事が成ったとき、みんなが「自分がやった」と自慢するのは、みんなが達成感を得られた証であり、幸せな物語である。
・「適応は適応力を阻害する」現状にしっくりきすぎると、過剰適応の状態となり、緊張がなくなり発達が止まる。
・ヒラメパラドクス
若手に仕事を任せるほど、顧客のほうではなく、上司の方を向いて仕事をしてしまうという現象。
・What構築能力 vs How能力
Whatは課題発見提起能力、How能力は課題解決を考える能力。リーダーにはWhat構築能力が求められる。
・戦略的自立性と戦術的自立性
テーマを選びたい人もいれば、テーマへのアプローチ方法を選びたいと考える人もいる。どこに自立性を持たせるべきか、組織運営上ミスマッチが起こっていないか。
・シャインの3つの問い(自分を失ったとき)
*自分は何が得意か
*自分は何がしたいのか
*何をしている自分に意義をかんじるか
・プライオリティ
自分自身の価値を高めることを1番のプライオリティにする。逃げ道を作らないことが価値を高めることにつながる。
・なんでも上司に相談しない
相手から「社内に影響力のない人間だ」と判断される
・疑わしきは節目だと思え
節目は自分を成長させるチャンス。
現実を直視する、局面から逃げない。
対処するには、性格の自己変革や新たな強みを身につける、助言を求めること。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス書
感想投稿日 : 2014年7月2日
読了日 : 2014年5月22日
本棚登録日 : 2014年7月1日

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