悟浄出立

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本棚登録 : 1519
レビュー : 279
著者 :
だださん 小説・戯曲・エッセイ(国内)   読み終わった 

表題作「悟浄出立」のインパクトがあまりに強くて、その後の4篇がかすんでしまった。

西遊記、三國志、史記など中国の古典から、物語られる中心人物ではなくその影響を強く受ける人物に焦点を当てた5篇となっている。

その中でも表題作の「悟浄出立」は、中島敦の「悟浄出世」「悟浄歎異」からなる「わが西遊記」を経由しているため、更に奥行きが増しているように感じる。たぶん中島のこの作品から着想してその他の4篇も書かれたのだろうと推測する。

悟浄出立に描かれた八戒の心情やそれを聞く悟浄の思いはずっしりとした重さを持って伝わってくる。

レビュー投稿日
2014年12月10日
読了日
2014年12月10日
本棚登録日
2014年12月10日
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