アラビアンナイト 6 (講談社青い鳥文庫 113-10)

著者 :
  • 講談社 (1992年5月15日発売)
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感想 : 1
5

青い鳥文庫版アラビアンナイト第六巻。3話収録。<アリ=ババの物語>は「ひらけ、ゴマ!」しか覚えてなかったけど、こんなにスリリングな話だったか。これ、主人公はアリババというより、女中のムルジャーナじゃん。<ザイムと魔神の王の物語>はシンプルで美しい物語にオチているように見えるけど、騙して連れて行く部分にモヤっとする。<三姉妹の物語>は序盤で結末が読めてしまうものの、そこに至るまでの出来事と感情の起伏がよくできていて面白い。アラブ世界で描かれる女性専用の部屋「ハレム」について解説で言及しているが、外出時には目立たないように顔をベールで隠し、自宅のハレム内では身内のために美しく着飾るというのは、我々の文化とは逆なんだよなぁと改めて考えさせられた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月15日
読了日 : 2022年2月15日
本棚登録日 : 2022年2月4日

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