「わからない」という方法 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2001年4月17日発売)
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本棚登録 : 916
感想 : 90
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当たり前だけど、ただ分からないといえばいい、という主張でなく、分かると勘違いもしくは分かったふりなどはせずに、分からない部分を確実に自覚しながら、それを分かるための手段を考える内容。丸暗記は確かに非常に非生産的な行為で、その都度自分の血肉にする=身体が覚える、ってのがあるべき姿だと思う。それをしてこなかった後悔ってのもかなりあるし。作者はそれを実践してきたからこそ、体が頭がいい、って言えるのですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2012年12月1日
読了日 : 2012年12月1日
本棚登録日 : 2012年12月1日

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