みにくいアヒルの子

  • 幻冬舎 (1996年1月1日発売)
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感想 : 3
4

リアルタイムで見て、大好きだったドラマの文字起こし版。ドラマは満点なんだけど、本書から受けた感動は、頭の中の映像ありきと考えると、これ単体だと☆4つ評価くらいかな。実は初回と、一部途中まで見逃した回があって、いつか再放送を!と願い続けたけど、結局叶わずじまい。どこかの書評で本書の存在を知り、『そんなのあったのか!』とちょっと衝撃を受け、当然のごと入手した次第。読みながらあの場面やこの場面が目に浮かび、その中心には、当然岸谷五朗の名演がある訳だけど、泣けて仕方なかった。でも今の視点で冷静に見ると、ちょっとそこ、教師としてはどうなの?と思える部分がちらほらなきにしもあらず…。とはいえ、時代性もあるし、細かいことはさておき、存分に堪能してしまったのでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 現代小説
感想投稿日 : 2023年5月10日
読了日 : 2023年5月9日
本棚登録日 : 2023年5月9日

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