最大多数の最大幸福 道徳および立法の諸原理序説より (まんが学術文庫)

  • 講談社 (2018年10月11日発売)
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●功利主義の原理に反対するのは、この権利が自分の既得権益を損なうことを知っているものだ。
しかし、この原理を都合の良いように解釈し、自分たちに有利な理論にすり替える人もいる。社会の多数のために、少数の弱い者が犠牲になっても良いわけではない。
●その昔、「さらし刑」という罰があった。手足に枷をはめられ広場などにさらされる。そして民衆からの殴打や投石で大半が重傷になるか死んでしまう!
●罪には必ず被害者がいるはずだ。同性愛のどこに被害者がいるのだ?
●法学者は、法律が「どうあるか」ばかりを論じて、「どうあるべきか」を論じない。
●火事の時に肉親と社会的に価値のある人間どちらを助けますか? 5人を助けるために、あなたの横にいる1人を突き落として殺せますか?など極端な問題を出して功利主義を惑わす。ゴドウィン
●問題が極端になればなるほど、功利主義だって歪んでしまう。そんな生涯に1度あるかないかの状況ばかり考えていると、本来明朗で実践的である功利主義なのに身動きが取れなくなる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説物語文学古典
感想投稿日 : 2019年11月26日
読了日 : 2019年11月26日
本棚登録日 : 2019年11月26日

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