戦争の記憶 コロンビア大学特別講義 学生との対話 (講談社現代新書)

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dai-aiさん 世界史全般   読み終わった 

●日本近現代史の権威、コロンビア大学教授。キャロルグラック氏。若者が記憶による歴史に影響され、ヘイトナショナリズムに傾倒していく危険性。
●日本の共通の記憶には、1937年の盧溝橋事件から始まった日中戦争について、よく知られていない。
●歴史家が描いた歴史と、共通の記憶の違い。歴史家は日本による真珠湾攻撃を「奇襲攻撃」と正確に描写するかもしれないが、1941年12月7日に生きていたアメリカ人にとって「だまし討ち」とは、アメリカを国家防衛と戦争に駆り立てた感情やショック、日本に対する敵対心を表現する言葉だった。
●真珠湾攻撃から広島まで、という日米合作のストーリーだと言うが、それはアメリカだけの話であり、日本では普通に日中戦争から学ぶ。
●日韓慰安婦問題の本質を理解していない。日本は慰安婦そのものの存在を否定しているのではなく、軍が関与して強制的に連行した事実の有無を問題としており、その証拠は未だ無い。朝日新聞の虚偽の記事が発端であることすら議論に組み入れて無い。女性の人権侵害を問題にするなら賛同するし、それはその時代全世界での問題である。何故始めから日本人特有の特別な史実として議論するのか疑問に思う。
●南京大虐殺も同じく、日本人に問題がある事にしないと、大量の民間人を爆殺したアメリカの正義が保てないからでしょうか。

レビュー投稿日
2020年8月16日
読了日
2020年8月16日
本棚登録日
2019年9月15日
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