アメリカが劣化した本当の理由 (新潮新書 498)

  • 新潮社 (2012年12月1日発売)
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感想 : 12
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●アメリカ=民主主義 というのは虚像
●独立前、代表なき課税というスローガンから独立へと進んだが、そもそもその当時のイギリスは一般的に参政権があったのは3%程度だった。よって厳密には、一般人ではなくコロニーの支配層からの苦情だったと考えられる。
●州ではないアメリカ領。ワシントンDC、プエルトリコ、グアム、ヴァージン諸島、サモア、北マリアナ諸島。これらの地域には参政権が無い事になる。
●アメリカに弁護士が多い理由。司法書士や行政書士の資格がない。憲法訴訟や行政訴訟が多い。何故か?憲法は240年前から、ほとんど修正がない。
●最高裁判事は政治家集団の一人。法の番人、専門家ではない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治・政治家・軍
感想投稿日 : 2020年3月9日
読了日 : 2020年3月10日
本棚登録日 : 2014年9月5日

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