錚々たる面子。
三人の知見の深さに圧倒された。
特にキーになっているのが中沢新一。
彼は非常に巧みに二人の橋渡し役をこなしていた。
けれど、
この本で理解できたことといえば、
「まだ×100」ほどの自分の浅薄さくらいである。
果てしないなぁ。
というかまた「親鸞」出てきてたし。
どこでも湧いて出る奴め。
そうそう、
井上円了(母校である東洋大学の創立者)の話もちらっと出ていて、
仏教哲学者だということを初めて知った(もともと哲学館だったそうな)。
しかも妖怪について研究していて、
「妖怪博士」とか「お化け博士」とか呼ばれてた、だと!
いやぁ俄然興味が湧いてきたなぁ、井上円了さん。
もっとこっち方面でアプローチしてくれればよかったのに。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教養
- 感想投稿日 : 2012年5月2日
- 読了日 : 2012年3月10日
- 本棚登録日 : 2012年3月10日
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