風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇 (岩波文庫)

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本棚登録 : 232
レビュー : 19
著者 :
Daichi Yonezawaさん  未設定  読み終わった 

‪語れば語るほど自分の言葉になるような。然し、表面だけの偽善的な言葉のようにも思える。‬
‪もっと、思考に対する時間的密度が必要なのか。‬
‪そして、時間を経てものになった言葉たちは果たして真実のものなのか。‬
‪前を向き後ろを向き、右、左、さてここは何処か。私は何処へ向かっているのか。‬
考えれば考えるほど暗い。
ただ然し、暗いこと、思い悩むこと、分からなくイライラすること、そんな類のものは何か次に進むための兆候があるのだろうと考え、希望は捨てず考え耽る。
ある時、顧みると人間に近づいているのかなという自分。
そしてまた考える。

坂口安吾、自己との全面対決。
その決意が読み進めると伝染し、結果そうなっている。
もっと、もっと自分を知りたい。
僕にとってそんな思いが強くなる本でした。

レビュー投稿日
2019年9月15日
読了日
2019年9月15日
本棚登録日
2019年8月13日
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