散り椿 (角川文庫)

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本棚登録 : 47
レビュー : 4
著者 :
daidai634さん は行   読み終わった 

上役の不正を正そうとして失敗し藩を追われた過去を持つ瓜生新兵衛。
そんな彼に付き添った妻は亡くなる直前、ある頼み事をする。
少なからず嫉妬を呼び起こしてしまうその頼みごとを、
それでも彼は叶えようと扇野藩に戻ることを決意する。

一方その扇野藩では、次期藩主を巡る政争が繰り広げられており、
新兵衛が藩を去った後も不必要な謎の血が流れていた。
新兵衛の帰藩により、その真相にも光が当てられていき…

そして、また新兵衛の妻はなぜ夫を苦しめるような頼み事をしたのか?
その裏に隠された真の想いに周囲の者が気づいた時には…


といった時代小説。
うん、やっぱり葉室麟さんはいいですね。
『銀漢の賦』を読んだことがあるんですが、ストーリーも良いし、
その中で徐々に語られていく登場人物の真意が読者の胸を打つ。
今回も読後はとてもすっきりしたのでした。

レビュー投稿日
2017年5月18日
読了日
2017年5月18日
本棚登録日
2017年5月18日
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