タイトルの通りのお話ですね。
鉄道員である夏目壮太を探偵役にした、鉄道系日常ミステリ。
そこに、うまく行かない就職活動に疲れ切った大学生の俊平の話を
交えつつ、3つの短編はひとつの大きなゴールへと向かっていく、
そういった連作短編集。
ただ、ミステリと呼ぶには少し軽いかな。
読者も推理をし易いと思う。
最後の話はむしろミステリじゃなくて青春モノになってたしね。
謎といえば駅長さんのことくらいか。
本格的なミステリを読みたい人にはオススメできません。
鉄道は動いて当たり前。
そんな精神で働く駅員たちの日常にミステリがスパイスとして
加わっている、そんな物語として読むには良いかと。
個人的にはとても好きな部類なので『二番線』も読んでみようと
思い、すぐにkindleでポチッとしてしまいました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
な行
- 感想投稿日 : 2016年10月17日
- 読了日 : 2016年10月17日
- 本棚登録日 : 2016年10月17日
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