評価が二分されるという話だが、さすがにこれはナシ。裏表紙には技巧派ミステリの極北とあるが、これはアンフェアの極致としか言いようがないと思う。
せめてONとOFFの書き分けがあればいいが、後づけで「ここはONでした」と言われても、納得できるはずもない。伏線はたしかにあるが、その伏線を理解するには、まずその部分がONかOFFかがわかる必要があるので、さすがに厳しすぎる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2011年8月6日
- 読了日 : 2005年9月2日
- 本棚登録日 : 2005年9月2日
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