実はこれまで稲森さんの本って読んだことがなかったんですが、日航の経営再建に担ぎ出されたこともあったので、お手並み拝見的な思いも込めて読んでみました。
いや、本当に真っ直ぐです、この人。
小山昇さんのまっすぐさとはまた質が違うというか、なんか美しすぎるんですよね、心構えが。
もちろん実際にはけっこう強引にやっていることもあるだろうと思うんですけど、ひたむきな前向きさというか、自分にはこれまでできていなかったことがたくさんあるなぁという気づきを与えてくれました。
この本では会計に焦点を当てて書かれていますが、いわゆる"経理屋"の考え方ではカバーできない、「素人」ゆえの着想がこれまでの経営に活かされていることが非常によくわかります。
小手先じゃない、一貫さが非常に好感を持てますね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月14日
- 読了日 : 2010年6月14日
- 本棚登録日 : 2012年8月14日
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