ディザインド(2) <完> (シリウスKC)

  • 講談社 (2013年1月9日発売)
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本棚登録 : 16
感想 : 4
5

難病に苦しんでいる少年、木村羊介に似た少年が、引き起こしたらしい数々の殺人事件。
元陸上競技選手の鰐渕セツ刑事が、木村羊介を訪れた。そして木村羊介に似た少年が、病院に来襲。
木村羊介に似た少年を追い、虎髪明も病院に潜入。
鰐渕セツと犯人と虎髪明、三つ巴のバトルが、始まる。

木村羊介に似た殺人事件を起こす少年は、木村羊介の闇の部分が、具現化した少年で木村羊介を完全に乗っ取ろうとしてるらしい。
謎めいた展開は未消化だけど、鰐渕セツと虎髪明のコンビと謎めいた少年とのバトルがハリウッド映画のようでハラハラドキドキするし、見応えあるハードボイルドコミック第2巻。
ただここで連載打ち切りになったのは、残念。

「カフェ・ボヘミア」後編は、予想外の壮絶なラストの寂寥感が、渋過ぎる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年12月10日
読了日 : 2022年12月10日
本棚登録日 : 2022年12月10日

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