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「いつかは必ず終わるから。」
UNISON SQUARE GARDEN、9th single。
前シングル「桜のあと(all quartets lead to the?)」がカップリング含め最高に素晴らしかったので今回はどんなものだろうとすごく期待して発売日を待っていましたが、その期待のはるか上を行く素晴らしい作品がやってきました。
ほんと、この人たち絶対裏切らない。
ジャケットが銀色メタリックでびっくり(笑)てっきり真っ白だと思ってたから。MVを観て、このジャケットにも意味があると踏んでます←
1.harmonized finale
ピアノから始まる、今までのユニゾン曲とは少し雰囲気が違う曲。でも、いつもと同じユニゾン。
普通の感覚で言ったらアップテンポの曲なんだろうけど、でもバラードの部類だと思います。3人が主張し合ういつものバンド感を押し出したままの、どこかで見た言葉を借りると「ユニゾン流バラード」。
ほんとにほんとにいい曲。斎藤さんの優しい声がぴったり、言葉のひとつひとつが心に染み渡る。私もこの春は節目なので感情移入しちゃいますね「ずっと続けばいいな けど終わりが近づいているのもわかるよ」
ラスサビになって力強く歌うあの感じすごく好き。
音の一粒一粒、言葉のひとつひとつを噛み締め浸りながら聴きたい一曲。傑作です。
2.ピストルギャラクシー
ユニゾンのカップリングはいつもすごい。
曲目が発表された時にこれだけ「なんだそのタイトルは(笑)」と思って(馬鹿にしてるとかじゃなく、期待の声です)、harmonized finaleが終わってこの曲が流れた瞬間、度肝を抜かれた。
しっとりの余韻をほんとピストルで撃ち抜くみたいな。こりゃまたすごい曲を出してきたな！と全身がビリビリする感じでテンション急上昇。
それぞれの楽器をがんがん鳴らして押せ押せなんですけど、言葉のリズムが心地好くて、流石です！「その他大勢はうざいから喋るな」がかっこよすぎる…！
これめっちゃ好きです、大好きだ、これカップリングにしちゃうとか豪華すぎるよ。
3｡三月物語
ガツンとパワフルなピストルギャラクシーの次に流れてくるのが、シンプルであたたかいこの曲。
こちらは曲目発表の時に「これは名曲の予感！」って友達とも話していたもので。予感的中。
ゆったりした曲で、このシングルのどれとも違う雰囲気。
「一年」を〈ひととせ〉って歌うところがすごくお気に入りです、いい言葉。言葉の選びの天才だよなぁって思う、ほんとに。
4.I wanna believe、夜を行く
ほっこり余韻に浸っていると流れてくる次の曲は元気いっぱいでポップな曲。楽しくて身も心も躍る。これも大好きだなー！
オリオンをなぞる、リニアブルー、桜のあと、kid,I like quartetあたりの要素がぎゅっと詰まってる感じ。考察みたいになっちゃうけど、多分オリオンをなぞるがベースじゃないかと思う。
全体的にリズミカルなんですけど、2番サビ後のトリッキーな感じが面白くてとっても好きです！
この曲に関して田淵さんは「ボーナストラック」とか「置き手紙」とかってお話をされていて、多分この曲はこういうことなんだろうなぁって想像は勝手にしてます(笑)
私がユニゾンのシングルを買うのは、新曲である表題曲をいち早く聴きたいのはもちろんありますけど、カップリングを聴きたいからっていうのがすごく強いです。
今回は4つの表情「これ全部ユニゾン」みたいな。でも全部がてんでばらばらじゃなくて、根っこは同じで上手くバランスが取られてる。名刺みたいな1枚だなぁと思いました。
こんな豪華に4曲も入れてくれて、本当に嬉しい。
さらに、初回特典DVDはharmonized finaleのフルMVが収録されてます。
これYouTubeでショートver｡を初めて観たとき、じっくり観すぎたせいか軽く車酔いしたみたいになっちゃいました(笑)もう大丈夫ですけど。
すごく凝ってて不思議でお洒落なMVです、お気に入り。斎藤さんの目力にやられる。
最後…ね、面白いね！
このDVD、意図的かどうかわかりませんが、観始めたときに自動的に全再生されないようになってるところに配慮を感じています。(笑)
今回も本当に素晴らしいシングルでした。素敵な楽曲をいくつも送り出してくれるユニゾンのお三方、そしてスタッフの皆さんに感謝。
今日も私はユニゾンを聴きます。ロックバンドは、楽しい。
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- 感想投稿日 : 2014年2月7日
- 読了日 : 2014年2月5日
- 本棚登録日 : 2013年11月29日
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