戦略的上京論 (星海社新書)

著者 :
  • 講談社 (2014年3月26日発売)
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本棚登録 : 57
感想 : 7
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誤字・脱字がとにかく多い。ちゃんと校正をかけているのか疑問…とまあその点は置いておいて。

宣伝に力を入れていたのと、コンセプトが面白いので興味をひかれて購入してみたが、内容の薄さに読んでいる途中で辟易してしまった…。
「新書だから雑多な内容を適当に投げ込んでおけばいい」と編集さんが思っているのなら非常に残念。
上京を志す若者にわかりやすいよう、きちんと練った構成で、順を追って「戦略的」な上京論をのべてほしかった。
章ごとにまとめを入れるとか、重要なところは太字にするとか、ありきたりな工夫をするだけでもこの本の見え方はかなり違っただろうにと思う。
事例も著者さんの「私が大学生のころは~」「私が学生のころは~」という「オレがオレが」事例ばかりで少しうんざりしてしまった。
いや、著者さんの言っていることはたしかにもっともなことばかりなのですが、こういった「私が若いころはこうした」という事例って、「じゃあ、そういうアンタはいったい何者なんだ」というところに、その言葉を信じる根拠を求めてしまうものです。
大企業の経営者であるとか、ハーバードを主席で卒業したとか、「できる人」「すごい人」が語るからこそ、根拠が感じられる。
でも、著者さんは代表とはいえ、一介の不動産屋さんなわけです。不動産のプロではあるけれど、人生のプロではない。
そこはやはり不動産のプロとして、数々の上京してきた若者の物件選びを見届けてきたプロとして語るべきだったのではないか?と思ってしまいました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2014年4月10日
読了日 : 2014年4月9日
本棚登録日 : 2014年4月8日

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