ふたつのしるし (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎 (2017年4月11日発売)
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本棚登録 : 128
感想 : 13
5

おもしろかった。読んでよかった。

二人ともがそれぞれに生きづらさみたいなものを感じながら、心のどこかで折り合いをつけて成長してきた後に、運命的に出会って結ばれる…しるしはよかった。

二人に共感できるかというと、全てがそうでもない。それでも、よかったと思えたのは、なぜかしら…?

持ってるものをきちんと見つけてくれる人に出会った運は大きい。
さらに、二人の出会いも、遥名がハルの温度(思い)に一気に近づくのが、なんかいい。

読んだ後に、よかったなと思える、理想の本。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年9月12日
読了日 : 2017年9月12日
本棚登録日 : 2017年9月10日

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