どうして自分が本を読み続けるのか、不思議に思う瞬間があるんです。理由は色々あるでしょうけど、短い一節にガツンとやられるせいじゃないかと、最近思ってます。この伝記は、自分にはあまり馴染まず、「読むのをよそうか」という気持ちが膨れあがっていたんですが、ある一節が衝撃的で、40分ほど電車に揺られながら、ずっと考えてました。帰宅して、お湯につかってる時も頭にチラついてました。多分、明日もまとわりついてるでしょーね。こういう体験が、僕は好きなんだと思うんです。映画を観るのも、音楽に耳を傾けるのも、多分同じような理由です。
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- 感想投稿日 : 2004年12月6日
- 本棚登録日 : 2004年12月6日
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