銀幕ミステリー倶楽部 (光文社文庫)

  • 光文社 (2019年11月12日発売)
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感想 : 5
3

映画の世界を題材にしたミステリ・アンソロジー。
幾つかは既読だったが、なかなか読めない作品もあって概ね満足。特に小林久三さんの『「悪魔の手毬歌」殺人事件』が読めて良かった。編者が新保博久さんだからこそのユニークな選集で、谷崎潤一郎と霞流一が並んでいるアンソロジーなんて初めて見た(^-^)。
巻頭に江戸川乱歩の代作を横溝正史がやった件が書かれていて、興味深かったが映画とは関係無いし、ミステリとは言い難い作品もあったのが、やや残念。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリ
感想投稿日 : 2019年12月4日
読了日 : 2019年12月4日
本棚登録日 : 2019年12月4日

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