文体や語彙が若干難しくてなかなか頭に入らないのが難点でしたが(←自分の理解力の問題…)、論としては面白かった! たしかに音楽は感情と結ばれて考えられがちですが、「これは激しい音楽」とか「これはゆったりした音楽」とかは言えても、「ここは喜びの音」「ここは悲しみの音」などと断言することはできないんですねぇ。まぁシェーンベルクとかが出てくるとまたちょっと違った意見も出てくることになるでしょうが、19世紀の音楽論としてはかなり鋭いと思います!とか偉そうに言ってみる…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
音楽本
- 感想投稿日 : 2009年6月6日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2009年6月6日
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