ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2017年2月15日発売)
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本棚登録 : 966
感想 : 132
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ランニングに対する敷居が下がってより身近に感じられる本。ゆっくり走っても歩くより効率的にカロリー消費できるとは知らなかった。ニコニコペースやフォアフット着地、スロージョギングも実際にやってみて納得。たしかに疲れにくい感じがする。脇腹が痛くなるのはオーバペースで走り内臓の血流量が減ることで横隔膜や腸の虚血が起こるから、痛くなったら立ち止まるか深呼吸か脇腹を指圧してみるといい等、ランニングにまつわる疑問が解消されたのでよかった。長い距離を完走できない問題も疲労のメカニズムから詳しく解説してくれていて、しっかり腹落ち。だからかかと着地じゃなくてフォアフット着地なんだ!と。食事内容や時間とランニングの関係も分かりやすかった。何度も読み返したい本。できればランニングしながらオーディオブックで聴きたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年11月3日
読了日 : 2020年11月3日
本棚登録日 : 2020年11月3日

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