ストーリーで学ぶマーケティングの基本―――顧客視点で考える「買ってもらえる仕組み」の作り方 (グロービスの実感するMBA)

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著者 :
rickyさん  未設定  読み終わった 

マーケティングについてよくまとめられており、マーケティングの守備範囲の広さに圧倒される。

本書の主たるメッセージは2つある。
1.マーケティングは企業全体として果たすべき機能である。
2.常に顧客視点で考える。

ITの進化によって企業と顧客の関係は大きく変化している。(顧客はホールプロダクトとしての製品を見るようになった、情報発信能力が格段に上がった)。その変化の中で、買ってもらう仕組みをどう構築するかを企業は問われている。

ーキャッシュを得るにはー
企業がキャッシュを得る方法は単純化すると4つしかない。売上を上げるか、負債で資金調達するか、増資で資金調達するか、資産を売却するか。負債と増資はキャッシュを上げ続けることを前提とする。結局のところ、売上を上げるしかない。

ーマーケティングにおける重要な質問ー
・顧客はなぜあなたの会社の製品を購入・利用するのか。
・顧客はあなたの会社の製品についてどのような改善を望んでいるのか。
・自社はなぜ既存の顧客をターゲットにしたのか。
・今の時点で顧客はあなたの会社の製品に満足しているか。
・なぜ競合の顧客はあなたの会社の製品ではなく競合のの製品を購入・利用するのか。
・自分たちがいなくなったら顧客は困るか。

ーITによるマーケティングの変化ー
1.コミュニケーションの力関係が変わった。
2.メディアが多様化し、情報が過剰になった。
3.リアルでは実感しにくいつながりが目に見えるようになった。
4.顧客に関するデータの活用度が向上した。

ー仮説思考ー
仮説→検証→仮説→・・・がより良い主張への近道。まずは仮の答え=仮説を持ち、どのような情報を集めればその仮説がイエスかノーか示せるかを考え、そして実際に情報収集や定量分析をしてその仮説は正しいかを検証する。

ーターゲットを選ぶ6Rー
・Realistic Scale 規模は十分か?
・Rate of Growth 成長性は?
・Rank 優先順位は?
・Ripple Effect 波及効果は?
・Reach 到達可能か?
・Rival 競合の状況は?
規模や成長性ばかり見るとカニバル。

ー 価格を決めるのに影響を与える主要素ー
1.その製品を提供するためにかかるコスト
2.顧客が感じる価値
3.競合の価格。
USJは競合(TDL)の価格による圧力を受けた。

レビュー投稿日
2019年7月1日
読了日
2019年7月1日
本棚登録日
2019年7月1日
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