【陰翳礼賛】
日本文化の微妙で、きめ細やかな美的感覚がここまで情緒溢れる言葉によって捉えられていることに感動する。
文章によってここまで豊かな情景を想起させられる経験はなかなか出来ないと思った。谷崎潤一郎の文章の技巧と陰翳の持つ不思議な魅力が普段忘れがちな日本人としての感性を呼び覚ましてくれるような気がした。
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- 感想投稿日 : 2020年4月16日
- 読了日 : 2020年4月16日
- 本棚登録日 : 2020年1月29日
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