数式が意味不明というレビューを見て,どんな式が出てくるのか興味があって読み始めたのだが,算数宇宙杯が始まって複素平面に入り込むあたりでもう我慢できなくなって挫折した.物語が突拍子もなくてこういうのになれていないと読むのがつらい.こういうのなんていうの? SF? にしては科学っぽさはかけらもないし.これ誰向けの話し? 主人公たちと同じ小学生? とにかく私向きの本ではなかった.
数式はゼータ関数とリーマン予想に関するものだから,数学に興味のない人ならわからなくて当然だし,解析接続なんてのは今は理工系の大学生でも知らない人が多数.だからこの本を読むには気にしなくてよい.よって数式がわかればもっと楽しいというわけではない.
というわけで数式は単なるアクセサリーでした.
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2012年1月25日
- 読了日 : 2012年1月25日
- 本棚登録日 : 2012年1月23日
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