「高野聖」の蛭の森は何度読んでも気味悪くゾッとする。
そこを抜けて日が傾きかけた蒼空と月の下に出る場面が好きで、その景色を思い浮かべてみる。
「歌行燈」は唸るくらい面白い、本当に見事。
うっとりさせられながらも大興奮してしまう。
その解説がまた素晴らしく、映画的な構成であり、ゆったり同時進行する二つの場面が重なると、短いカットで交互に映し出すように、スピード感溢れ、感動的に染み入るように盛り上がっていく様子を熱く語ってらして感動、感激しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
文学 日本
- 感想投稿日 : 2017年3月13日
- 読了日 : 2017年2月6日
- 本棚登録日 : 2017年3月11日
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