E・ブロンテ (世界の文学セレクション)

3.25
  • (0)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
レビュー : 2
麦さん 文学 イギリス   読み終わった 

『嵐が丘』

びっくりするほど読みやすい訳でした。すごく面白くて怖い。そして悲しすぎる。

登場人物たちが皆けっこう明け透けに話すのが異様だけど、これも全て家政婦ネリーの語りとなれば、その違和感はなくなる。

憎しみを原動力に生きるヒースクリフを不憫に思ったが、その復讐のあまりの過激さに、いったいそんなことをして何になるのかとだんだん虚しくなった。と、最後にヒースクリフ自身がその気力を失ってしまった時、ハッとして胸がえぐられる。

意味があるかないかなど関係なく、そうするしかない状態に陥ってしまうことが人間にはあるんだった。

レビュー投稿日
2020年1月4日
読了日
2020年1月4日
本棚登録日
2020年1月4日
0
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『E・ブロンテ (世界の文学セレクション)』のレビューをもっとみる

『E・ブロンテ (世界の文学セレクション)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『E・ブロンテ (世界の文学セレクション)』に麦さんがつけたタグ

ツイートする