毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記

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本棚登録 : 718
レビュー : 152
著者 :
denden16gさん  未設定  読み終わった 

バブル後、媛交世代。
時代が生み出した、連続婚活サギ女・木嶋佳苗の100日にわたる裁判傍聴記。

傍聴記には、木嶋佳苗の生まれた地や、生い立ち、家族のこと、地元や関わった人へのインタビューも絡められており、
木嶋佳苗に関しての情報はめいいっぱい詰まっている。

しかし、筆者の言うとおり、これを読んでも木嶋佳苗がどんな思いで沢山の男性と関わり、大金を手にしてきたのか、
それは佳苗にしかわからない。

この裁判は女性からの興味が多く、佳苗ガールズと呼ばれる傍聴希望者が沢山いたのだそう。
男性は「不美人」とゆうだけで、目をつむり、「大丈夫、自分は騙されない。」と被害者達を哀れに思うだけなのだろう。

男性も、この時代背景や「もしこれが逆の立場だったら・・・?」と考えて読んでみてほしい。

セックストイショップ経営者でもあり、ライターでもある筆者、北原みのりさんとゆうフィルターを通して読む木嶋佳苗は、
独自の世界観(身体に染み込んだ処世術のようなもの)を持っていて、それを誰にも語らない、頑固で頭の良い女だと思った。

また、この傍聴記を北原みのりさんが書いたことが、かなりストライクでした。朝日出版さんありがとう。

レビュー投稿日
2012年6月1日
読了日
2012年4月27日
本棚登録日
2012年5月28日
2
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