吉野弘エッセイ集 くらしとことば (河出文庫)

  • 河出書房新社 (2015年8月6日発売)
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【いちぶん】
人間もまた一生を通じて、多くのことを考え、迷い、納得し発見しながら生きてゆく。
そのときどきの発見や到達点をかりに花と呼ぶことができるならば、その花は、おそらくその人の入りこんだ精神的な闇から生まれるのではないか。
ーーー朝顔の話を最初に聞いてすぐ思い浮かんだのはそのことだった。
(p.53)

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感想投稿日 : 2019年10月17日
読了日 : 2019年10月17日
本棚登録日 : 2019年10月17日

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