プロの売れている小説家としての上から目線ではなく、新人賞に応募しようとする小説家予備軍への、新人賞受賞者(先輩)にたいして、応募者の目線に寄り添って経験談を教えている。
以下が参考になった。
・アイデアは常にストックしておく。職業で得た実体験はアイデアの宝庫。
・冒頭、クライマックス、結末を決め、細かいサブエンジンになる仕掛けで読者を惹きつける。
・言葉のレトリックにとらわれるよりも、いかに明快に、短いセンテンスで読者へ伝えられるか、読者を意識すること。
また、漢字をつかいすぎないこと。(漢字がないほうが読みやすい)
・主題にこだわらず、書き進めることで主題はおのずと現れるので、あまり主題にとらわれないこと。
・一人称で記載することは小説の表現の幅が狭まること(主人公目線でしか記載できない)ので、初心者には三人称がおすすめであること。
・長編小説はある意味短編小説の集合体であり、短編小説でクオリティを保てないレベルでだらだら記載しても意味がない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年11月24日
- 読了日 : 2016年11月24日
- 本棚登録日 : 2016年10月29日
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