一見軽薄な内容を、学者が本気で深く考察している本なのかと思い読んでみたが、一般的な内容だった。
インターネットの情報から、男女の性に関する嗜好の傾向を考察しているが、特に目新しい情報はなし。
インターネットこそバイアスのかかっていない人間の生の要求がサンプリングできる。と声高に説明しているのだけど、男性は物理的、女性は精神的なものを求める。くらいの情報は教えてもらわなくても、皆知っている。
いわゆるネットのまとめサイトに記載されてそうな情報で、頑張って本にして発表しなくてもよいのでは。
幼児期に割礼の誤りから性器を失った男の子が、当時の高名な精神科医の助言で無理やり女性として育てられ、苦悩した
というエピソードは新鮮だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年10月5日
- 読了日 : 2017年10月5日
- 本棚登録日 : 2017年9月21日
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