4TEEN (新潮文庫)

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本棚登録 : 8506
レビュー : 880
著者 :
だまだまさん 2008年に読んだ本   読み終わった 

4人の14歳―4TEENの物語。
性とか病気とか家庭内暴力とか、扱うテーマはずっしりしているが、不思議と爽やかなお話だった。

4人の主人公は、時に中学生らしい残酷さを発揮することはありつつも、相手を理解しようとする柔らかさや相手の領域を尊重しながら手を差し伸べる優しさを持っていて、その絶妙なバランスに何度もほろっときた。

作者は、自分と異なる他者を尊重し多様性に寛容であろうとする人なのだろうと思う。それは私が常にそうありたいと心がけていることでもあり、とても共感できた。

現実にこんな14歳(大人も)はなかなかいないだろうが、カチコチの大人になる前の柔軟なこの年頃にこんな本を読むと優しい大人になれるのでは、なんて思った。(2008.8.15)

レビュー投稿日
2017年9月1日
読了日
2008年8月15日
本棚登録日
2017年9月1日
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