コミュニケーション力 (岩波新書)

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本棚登録 : 1071
レビュー : 126
著者 :
市井學人さん 140 心理学   読み終わった 

 齋藤孝先生は雑談の名手ですが、ただのお喋りではありません。
 理論や指導にも通じていますので、師の書かれる著書は外れがありません。
 本書も、
 
「理想的なコミュニケーションとはクリエイティブな関係性」
「コミュニケーションは、響き合いである」
「話していて一番疲れるのは、身体が冷えている人だ。響かない身体だ」
 
といったキラーフレーズや重要な指摘が満載です。
 英語の勉強の前に身体を動かすとか、発表にハイタッチやスタンディングオベーションを取り入れるとか、斬新な授業の方法も紹介されています。
  
 齋藤師が行う授業は、ただ聞いているだけではなく、グループで発表し演習しているようです。
 対人恐怖症でグループ活動が苦手な私なら尻込みしてしまいますが、実際にこんな演習を行って揉まれていると実践力がついて社会人になっても活躍できそう。
 ということは、齋藤師のゼミは現代日本有数の人材養成所なのではないでしょうか。
 果たして私はそのゼミの出身者と互角に渡り合えるのでしょうか。何だか瞬殺されそう。
 齋藤ゼミの秘密を探れ!本書を読めばその片鱗を伺うことができます。
  
 また、齋藤師は本の紹介の名手でもあります。
 本書でも色々と読みたくなる本が紹介されていました。
 何を読むか分からない方は、まず、適当な齋藤師の本を読んでみれば、そこから芋蔓式に読みたい本が出てくると思います。
   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170425/p1

レビュー投稿日
2017年4月26日
読了日
2017年4月26日
本棚登録日
2017年4月26日
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