三の隣は五号室

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本棚登録 : 494
レビュー : 71
著者 :
市井學人さん 900 文学   読み終わった 

 この物語の主人公は、アパートの一室です。第一藤岡荘五号室。
 この部屋に住んだ住人の生活の断片が時系列バラバラで描写されています。
 ほとんどの住人が一般的な庶民で、特に大きな事件が描かれるわけでもありません。皆さんそれなりに一生懸命に終わりなき日常生活を送っておられます。退去後のその後の人生はどうなったのでしょうか。一回り成長して幸せな人生を送っていてほしいものです。
 思えば私も今まで幾つかの賃貸マンションで住んでいたことあります。
 その時に住んでいた部屋から見ると私もこの小説の登場人物のようなもんですが。その後の私は……Orz

 
 登場人物の中にただ一人、裏社会の住人のような方がいて、この方が登場早々、不穏な未来が予告されます。
 それはいつ描かれるのか?
 この方の存在が物語に緊張感を与えています。

 
 本作品のタイトルは「三の隣は五号室」。
 四号室の存在がキーとなっているのか!?

 
「隣室と自室の号数表記に疑問を抱いた初めての住人だった」
「後、藤岡荘にはちょっとしたリフォームが入った」

 
という記述があり、何らかの事件のために四号室の存在が無かったものとされたんだよ!な……何だってぇ~~~~!
というミステリーな展開を期待したのですが、特にそんなことはありませんでした。
 日本では四号室や九号室がないのはよくあることなんです。勿体つけるなっちゅーの!
   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180624/p1

レビュー投稿日
2018年6月25日
読了日
2018年6月25日
本棚登録日
2018年6月25日
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