副題は「あなたも応用できる気のニューサイエンス」。
ニューサイエンスの視点から願望実現について考えるという興味深い内容。
ニューサイエンスとは一時期ブームになったことありました。
しかし最近滅多に聞くことなくなりました。現時点(2017年3月27日)ではウィキペディアにも独立した項目はありません。
ニューサイエンスでは素粒子(量子力学)レベルでは人間の意識が素粒子の動きを左右することができるとされ、物理学の用語を使って人間の意識や願望実現について解説していきます。
物理用語を使って理詰めに解説されているので、一見科学的のように思えます。
ただ、本書でも例として出てきますが、グリセリンの結晶や百番目のサルについては現在ではインチキだと判明しているようです。
最初に言及したライアル・ワトソンはどういうつもりだったのでしょうか。
それはともかく、本書では、高次元に入ることでシンクロニシティが起こり、能力が向上し、願望が実現すると説明されています。
高次元に入る方法としては、丹田呼吸法や自律訓練法が重要視されていて、その点は古典的というか現在の願望実現法につながっているというか。
そこで私は思ったのですが、高次元に入ることで速読も可能になるのではないでしょうか。
七田式波動速読法では“読まずに内容が分かる”とも言われていますが、そんなオカルト的なことも、ニューサイエンス的というか、ニューサイエンスで説明がつきそう。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170404/p1
- 感想投稿日 : 2017年4月5日
- 読了日 : 2017年4月5日
- 本棚登録日 : 2017年4月5日
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