お菓子の新製品も際限がないようです。二輪自転車が走り続けないと倒れるように、お菓子も新製品を出し続けないといけないようです。
無理やりにでも需要を掘り出して買ってもらうことが仕事なのです。
その新商品が生み出されるまでは、マーケティングや製造の方を始め、ネーミングやパッケージングや営業職の方々など、多くの人の協力で成り立っているのです。
資本主義社会における経済戦争は過酷ですね。
本書で書かれていることは製菓業界に限らず、全ての業界でも当てはまることだと思います。
私のような世間知らずにとって、見分を広めることができました。読んで良かったと思います。
実は私は酒が苦手で甘いものが好きで、チョコレートも大好きだったのですが、中年を過ぎてチョコレートを食べると太るようになり、血液検査の結果も気になるようになり、チョコレートはできる限り控えるようになりました。
著者の部署では毎週ライバル会社のチョコレートを食べて研究しているようです。健康問題は大丈夫なんでしょうか。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180706/p1
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
140 心理学
- 感想投稿日 : 2018年7月6日
- 読了日 : 2018年7月6日
- 本棚登録日 : 2018年7月6日
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