海外の教育番組を編集したものらしい。
12の番組から1本目は完全収録で、他の11本は短いダイジェスト版。
専門家が化石の様子から過去に起こった事件を再現し、CG化!
化石からここまで分かるとはすごい。
大昔の恐竜の時代でも家族愛・兄弟愛というものはあったのだと少しばかり感動。
しかし、ほとんど大部分は食うか食われるかの弱肉強食。
こうやって生物は生き延びてきたのだなあ。
草食恐竜は肉食恐竜に狙われると逃げることがほとんど。
(たまに反撃して返り討ちにすることもあるようで、そのシーンのCGも収録されている)
草食恐竜が逃げるのは、弱った個体を犠牲にして元気な個体が逃げるという効果もあるという。
ここでもし草食動物が逃げずに一致団結して肉食動物に立ち向かっていれば生き延びる可能性は高くなりませんか?
しかし草食動物は逃げるだけ。団結して肉食動物と戦うことはありません。
団結してチームプレーをするのは肉食恐竜の方であったりする。
そして現代。
法の支配・立憲主義の世の中となり、生きるために殺し合ったり奪い合ったりしなくても毎日の生活を送れるようになりました。
文化的な趣味も楽しめることができます。
食うか食われるかの恐竜の時代から見れば、すごい進歩です。
しかし残念ながら、大企業の法人減税のために消費税増税がされようとしています。
大多数の一般庶民が団結して投票すれば、大企業の味方である政党を負かすことができるはずです。
ところがなぜか、大企業の味方である政党が勝ってしまうのです。
選挙で民意が実現されるという建て前なんですが、なぜか少数派の支配階層が勝ち、大多数の一般庶民が負けてしまう。
支配階級は利益共同体となって団結し、一般庶民は分断されて統治される。
一体なぜなんでしょうね。
ここら辺、草食恐竜が肉食恐竜の餌食になる恐竜時代から全く変わっていないじゃないかと思うのです。
http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20181030/p1
- 感想投稿日 : 2018年10月30日
- 読了日 : 2018年10月30日
- 本棚登録日 : 2018年10月30日
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