探偵小説アルセーヌ・ルパン

  • 青空文庫 (2004年7月5日発売)
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感想 : 3
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 底本は1922(大正11)年発行の 【婦人パンフレツト第八輯】アルセーヌ・ルパン 、出版社は 婦人文化研究會 、訳者は婦人文化研究会ということです。
 当時はご婦人がアルセーヌ・ルパンの短編を読んでいたのですか。なかなかハイソですね。
 訳者の婦人文化研究会は、フランス語の翻訳ができるのだから、大学で仏文学を学んだ方々なのでしょうか。
 そのような歴史的底本を京都大学電子テクスト研究会入力班が入力・校正したというすごい一編。
   
 ルパンシリーズといえば、私は『奇巌城』を読んだことありますが、展開やトリックが複雑すぎて意味が分かりませんでした。
 他にも何冊か読んだことあるのですが、どうも分かりづらい。
 よって、シャーロック・ホームズシリーズに比べてルパンシリーズは難解というイメージがありました。
 しかし、本作品はきれいにまとまっていました。
 改めて、少年少女向けルパン全集を通読してみたいと思う。
   http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20160621/p1

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 900 文学
感想投稿日 : 2016年6月22日
読了日 : 2016年6月22日
本棚登録日 : 2016年6月22日

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