暴力はいけないことだと誰もがいうけれど (14歳の世渡り術)

著者 :
  • 河出書房新社 (2010年2月19日発売)
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本棚登録 : 213
感想 : 31
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中高生に向けて書かれた、国家論、権力論。暴力の行使を出発点に、名だたる思想家の考えを紹介しながら手際よくまとめている。社会契約説から国家の成立を説いた第5章は、秀吉の「刀狩り」を絡めた内容で本書の白眉。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年4月2日
読了日 : 2020年4月2日
本棚登録日 : 2020年3月29日

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コメント 1件

chineseplumさんのコメント
2020/08/17

えいしょーどーさんのように読めるようになるには勉強しなくちゃいけないんだなあ、と思いました。暴力とか戦争というものの
正体がわからず漠然と怖いのが嫌なので考え続けたいテーマです

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