華竜の宮 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

4.22
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本棚登録 : 835
レビュー : 152
著者 :
制作 : 山本ゆり繪 
diver0620さん SF   読み終わった 

積読状態のうちに文庫落ちしてしまった。短編「魚舟・獣船」と同じ世界の長編。

日本沈没より大きなスケール(スーパープルームで海面が200以上上昇し世界が水没)の災害に立ち向かう報われない官僚(眉村 卓の司政官シリーズを思い浮かべる)を描くスケールの大きな作品。

なにせ、プロローグで、近未来日本の居酒屋で研究者が地殻の新たな動きについて激論を戦わせていたとおもったら数ページ後には数百年たっていて白亜紀並みの海面上昇で世界は破滅、人類は種としても遺伝子改造して環境変化に対応しているのだ。

さらに続くスーパープルームの災厄で人類の滅亡は確定。その中でも必死に生き残る道(もはや人間とは呼べない姿になるが)を探して奮闘する官僚。

情け容赦無い状況を作り出す作者。すさまじいです。

レビュー投稿日
2013年1月2日
読了日
2013年1月2日
本棚登録日
2013年1月2日
2
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