文学者がAIを描くとどんな風になるのか興味があり読んでみる。AIの活用として子供にとっての良き友達を実現するための存在という位置付け。意図的に個体差をつけて製品化れ
ています。興味深い点でもあり、賛成しかねる点でもあるのですが、いわゆる信仰心をコーパスとしてセットされていることです。国民性もあるのだとは思いますが、AIが神のような祈りの対象としての存在をセットされて学習を開始した場合どのように発展していくか非常に興味深いところではあります。
でもSF作家だったらもっと厳しく深堀りしテーマを発展させていたとも思ってしまいます。いやファンタジーよりに表現したとしてもル・グィンのように深く展開させていけたはずです。うーん、甘い、甘すぎる。
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- 感想投稿日 : 2021年5月9日
- 読了日 : 2021年5月9日
- 本棚登録日 : 2021年5月9日
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