カーニヴァル化する社会 (講談社現代新書)

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本棚登録 : 983
レビュー : 107
著者 :
ドドリアさんさん 社会学   読み終わった 

記念すべきチャーリーの第一冊目。170ページほどの厚さしかないのに、内容は結構ねじ暮れて小難しく、読みごたえがあった。カーニヴァルという言葉を使うので、昨今の空虚な盛り上がりに情熱を傾けている人々の世代を言っているのかと平たく考えてしまいましたが、現れる結果としてはそういう部分もあるけど、もっと人間の時代真理の深い部分をしっかりとつかんでいる奴でした。「反省的自己」と「再帰的自己」というあたり、そこからのアイデンティティの説明までがかなりしっくりいきました。ただカーニヴァルという表現の意図するとことはわかるけど、ニュアンスとしてもう少しうまい表現があるとありがたいと勝手に考えたりします。

よかったです。商業的に考えれば、この一冊の内容を引き延ばして、新書だったら3~4冊ぐらい書けそうなんだけどそうしないところはチャーリーの誠実さなんだろうなと思います。

17.4.18

レビュー投稿日
2017年4月18日
読了日
2017年4月18日
本棚登録日
2017年4月12日
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