トムクルーズの映画が有名だと思うんですが、椎名桔平と橋爪功さん主演での舞台が再演されるってことで原作を読んでみました。
タイトルだけみると、雨男・・・??
なんですが、読んでみると兄弟の絆が見事に描かれてます。
3歳の頃に別れたまま、兄はいないものとして成人し、父が亡くなったことで遺産相続をめぐり兄と再会をはたしたチャーリー。
でもその兄は自閉症を患っていて・・・。
今は自閉症っていう病気も広く知られているんだと思いますが、当時は認知度も低くてだからこそ、物語の中でも兄は入院生活を余儀なくされています。
これが現在の話だと、草なぎ剛が主演したドラマも記憶に新しいです。
だから今ならこのお話ももしかしたら兄弟一緒に生活できたかもしれないですねぇ。。。
で、この本を読んだ後DVDもレンタルして見ました。
トムクルーズ若い・・・!!
映画はほぼ原作どおり、細かい部分が削られてはいたものの、終わり方まで流れが変わらずまとまってました。
ただちょっと、最後のシーンが原作と厳密に一緒にはなってなかったので感動が薄れた感じではありましたが。。。
本ではちょっとほろっとしたんですが、DVDでは泣けなかったです。。。
この筋書きははたしてお父さんの読みどおりだったのか。
偶然の産物なのか。
なかなか深いなぁ。。。
じっくりと味わって欲しい作品です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年7月27日
- 読了日 : 2007年10月18日
- 本棚登録日 : 2013年7月27日
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