ザ・ベストセラー〈上〉 (文春文庫)

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感想 : 2

出版社の実情や売れない作家たちの悲哀こもごもの実情を描いたアメリカのエンターテイメントノーべル。
山田詠美さんがエッセイの中で薦めていた本。

各章のはじめに著名な作家の引用があり、登場人物は多いが各章の物語がそれぞれ短めであるため、同時進行で進むそれらの物語も理解しやすく楽しく読める。

なんといっても本好きなら興味深い内容。
作家として売り出すための苦労や、売る側(出版者、代理人)の策略には、日本でも似たり寄ったりの部分があるのだろうなと想像させられる。

たしかに名が売れているというだけで、同じような内容を違う本で繰り返し述べている作家の顔も浮かんだりして。
それをつい読んでしまうのは売り手の策略に見事のっかっているわけだが。。
しかしその経験があると、その作家の本からは自然と遠のいていくのも事実。

とにかくエンターテイメントに徹しているので、どんどん楽しく読める。
出版や本屋などの話は大好きなので、ぜひ映画化されないかと願っている。

読書状況:未設定 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2009年5月16日
本棚登録日 : 2009年5月16日

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