おおかみこどもの雨と雪 (2) (カドカワコミックス・エース)

制作 : 細田守 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年3月1日発売)
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本棚登録 : 215
感想 : 5
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 田舎に移り住みはじめて訪れる冬と春。決して自分たちだけで暮らせない生活がそこに存在することが2巻では描かれました。

 繋がる縁。だれとも繋がらないで生きるのには限界がある。畑のことにしろ保育園のことも花がそれを肌で感じとったのが2巻だと思います。外の世界にいずれは触れ合うことを頭でわかっていてもいざそれが近づくと不安に思うのは母親らしい当然の感情で、それが表情にでていたのが良かった。

 子供たちにも変化の兆し。自由奔放だった雪は小学校に行って他人と違うオオカミの自分に恐怖を感じます。そして外の世界に臆病だった雨がオオカミとしての考えを花に言い放つ。子供時代とはまったく逆の印象をもつ道にすすむ2人が対照的で面白いなと映画のときも思いました。

 最後はオオカミと人間の違いに追い込まれた雪が描かれ終わりました。結末知ってるだけにここの描写は力入ってて好印象。次巻でラストだと思いますが、しっかりとした感情表現楽しみにしてます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年3月5日
読了日 : 2013年3月5日
本棚登録日 : 2013年3月5日

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