香澄さん自覚する。意外にすんなり自覚したなあ、というのが正直なところ。まあ、自覚したからと言って、仲が進むかはまた別の話だけど。
いきなりカップルが成立(?)し始めたので、主役級の二人にもそれなりの進展は見せてほしいところ。頑張れ、柊一。
晶紀兄さんが、最初のころほど嫌な人でなくなってきているのは、ほだされたのかなあ。まあ、香澄さんが家出したかと思えば結婚しましたなんて言われれば、相手は敵に違いないけど(いや、今も恋敵だけど)、それなりに過ごしてきて、為人を知ったからかな。
それにしても、香澄さんが逃げ出せる子でよかった。香澄さんにとって晶紀兄さんがお兄さんでしかない以上、無理やり結婚させられたところで、泥沼な未来しか見えないよね…。
酷なようだけど、兄の座を降りるということは、香澄さんから望まない限り、彼女を傷つける。兄弟として育ってしまった以上、仕方ない。
ということで、晶紀兄さんはそろそろ、別の女性に目を向けてはいかがか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
白川紺子
- 感想投稿日 : 2019年3月24日
- 読了日 : 2019年3月20日
- 本棚登録日 : 2019年3月20日
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