旅にまつわる8つの話が収録された短編集。
筆者にとって旅先は「いずれは立ち去らなければならない場所」「もう二度と来れない場所」だった、という背景を知ると、8つの物語から感じていた逃避感の理由がわかった気がした。
あとがきを読むのが一番楽しかったかも。
<収録作品>
アナーキー/映画的な子供/ヒッチハイク/終電は一時七分/I島の思い出/夜を着る/三日前の死/よそのひとの夏
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
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- 感想投稿日 : 2017年10月4日
- 読了日 : 2017年10月4日
- 本棚登録日 : 2017年10月4日
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