概ね史実で、概ね実在人物なのに、圧倒的にオカルト。ワクワクする。ドーマンセーマン、陰陽道、式神、地脈、霊的にも守られた最強の都市・東京を創る…。
加藤が怖くて気持ち悪くていいかんじ。
この兄は「ブラック労働染まり野郎」なので、妹は放っておいていい。
妹が大変なことになっているのに、兄はシゴト漬け、いい感じだった兄の友人も奔走するものの最終的には疎遠、精神病院に送られて「ヒューマンロスト」な感じになっている妹が不憫でならない。
不思議な地震とか、加藤の暗躍とか、老陰陽師が最期に残した手紙とか、ワクワクする舞台じかけがいっぱい。
絶妙なフィクション具合だと思います。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年4月25日
- 読了日 : 2019年4月25日
- 本棚登録日 : 2012年9月21日
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