思考の整理学 (ちくま文庫)

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レビュー : 2429
著者 :
DoshiyoKanaさん  未設定  読み終わった 

アイデアが軽やかに離陸し、思考がのびのびと大空を駆けるには?
自らの体験に則し、独自の思考のエッセンスを明快に開陳する、恰好の入門書。

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大学に入った頃に生協で爆売れしていたんだったかな。校内で買った気がします。
高校時代はブックオフの自己啓発書コーナーでいろいろ立ち読みするのが趣味だったので、『思考の整理学』も他の本と同じようなこと言ってるね、と斜め読みしました。たいした本じゃないわと。

本棚から掘り出したので久しぶりに読んだんですが、あまり印象は変わらず。

ただ、「寝ること(睡眠)・寝かせること(アイデアの保存)」について重要性をくりかえし説いているところは納得だし、これはたぶん今の子どもたちにも伝えていかなきゃいけないことかなと思いました。

もうひとつ、「忘れる」ことは思考の整理においてすごく大事なんですが、忘れる技術は今の子どもたちのほうがすごくありそうです。
今はやっぱり何でもググればすぐわかっちゃう…っていうと極端ですが、脳を無駄に使わないで容量を空けておきやすいですよね。スマホひとつあるだけで。

気に入ったのは「しゃべる」の節。p. 154 - 159。短いけどこの本のエッセンスがここにあるかなと。

声に出して考えをまとめることは有効。
でもしゃべって満足してしまわないように、あえて黙るのも大事。
アイデアは寝かせて、発酵を待つ。
あんまり先生とか友だちとかに話してしまうとダメよ、潰されちゃうから。
話すときは、専門の違う仲間と、ブレスト的に話すといい。

…みたいな。

自分のためではなく、この本に書かれていることをどう人に教えるかと教育的な立場から考えて読んだら、昔より少し楽しく読めました。

レビュー投稿日
2020年7月25日
読了日
2020年7月25日
本棚登録日
2020年7月25日
15
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