赤ん坊の時に孤児院の前に捨てられたDallasとFloridaの双子のきょうだい。
二人は、何度も沢山の里親に出されては、施設に戻されていた。
今回里親に出されたのは、電気も水道も通っていない森の中でひっそりと暮らす老夫婦の家。
これまでの経験から、誰かを信用することも、誰かに期待することもなくなっていたきょうだいは、夫婦の穏やかな会話にも、温かい対応にも、戸惑い、困惑するばかりで…
大きな感動というよりも、なんか、ほっこりあったかくなってくる感じで、すごくいい。
ストーリー的には、けっこう大きな動きがあってハラハラする展開なんだけど、読み終わった後に、すごく小さなさり気ない部分がいつまでも心に残ってたりするのが、Sharon Creechの作品らしいのかな。
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カテゴリ:
洋書 多読用 レベル4
- 感想投稿日 : 2009年2月6日
- 本棚登録日 : 2009年2月6日
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